高砂プレミアムとは

高砂プレミアムとは

高砂プレミアムとは
三菱製紙高砂工場に根付く
気骨精神を
紙で表現する
プロジェクトです。

 
「気骨なんて古い言葉」と思うでしょうか。
 
ですが、気骨-Grit-とは
不変の価値であり、
時代・経済が変遷しても
必要とされる力 だと
考えます。

高砂プレミアムのコンセプトに基づき、
これからの時代で求められる紙を、
気骨をもって抄紙し、
文化発展のための紙を
探求していきます。

高砂工場の気骨が育つ土壌

高砂工場の気骨が育つ土壌

場所、人、機械と共に築かれた時間は、
経験と技術へと結晶化され、
磨き上げられたそれらは「精神」へと
昇華します。

一世紀以上抄紙し続けてきた
場所、 人、機械を含むすべての因果が
精神として高砂工場に宿り、
気骨を育んでいます。

その精神が
高砂工場で働く人々に 信じられている限り、
未来にも脈々と
受け継がれていくのです。

高砂4号機の可能性

高砂4号機の可能性

高砂プレミアムの特徴は
大量生産型ではない
小さな抄紙機(高砂4号機)を使って
生産されることです。

この高砂4号機の成り立ちは
1909年にまで遡り、
今なお現役で
紙を作り続けています。

高砂4号機を理解し、
操作するには
3年以上の修行が
必要と言われています。

コンピューター化されていないからこそ
可能な幅広い生産性を活かし、
これまで培ってきた
経験や技術を用いて
最新大型抄紙機では不可能な紙を
産み出していきます。

高砂プレミアムのこれから

高砂プレミアムのこれから

情報技術、人工知能の発展は
私たちにより良い利便性・生産性を
与えてくれるでしょう。

紙はそれらと対照的なものではありません。

机上で使用される紙は、
クリエイティブやコミュニケーション、
心に寄り添うことのできるものです。

また衛生用品や生活用品など
日常生活に浸透している紙も
多くあります。

一方、
技術発展を遂げ、
さらに高度化を目指す
現代社会においてもなお、
自然環境や民族、教育や平和など、
様々な課題を抱えています。

高砂プレミアムプロジェクトは、
紙ができる事を創造し、
人を育て、
文化発展に寄与し、
それらの問題の解決の
一端を担うことを
目指します。

そして気骨を信じ、
羅針盤で未来を捉え、
紙の存在意義を示し続けたい
と考えています。